清水徹太郎について
高校時代に留学先のオーストラリアで真夏のクリスマスミサに参加。初めて教会音楽に触れ、その美しさに衝撃を受ける。
以後声楽を志し、京都市立芸術大学声楽専攻、同大学院を修了後、テノール歌手としての活動を開始。
神戸市混声合唱団、びわ湖ホール声楽アンサンブルへの所属期を経て独立。世界各地でのトップミュージシャンとの共演により常にスキルを磨きつつ、関西を拠点に後進の指導にも携わる。
得意とするジャンルは宗教曲である。バッハの受難曲におけるエヴァンゲリストは難曲中の難曲と言われているが、常に安定した歌唱で指揮者陣、各地の合唱団からも絶大の信頼を得ている。2015年のヨハネ受難曲(滋賀・東京公演)ではザクセン声楽アンサンブルの常任指揮者マティアス・ユング氏より高い評価を得、同年独ドレスデンで行われたザクセン声楽アンサンブルジルヴェスター公演≪メサイア≫に日本人として初のソリスト招聘を受ける。
オラトリオ、ベートーヴェン交響曲第9番などソリストとしての招聘も多い。